みなさんはホワイトニング歯磨き粉を使用したことはありますか?
ドラッグストアやスーパーなどで販売されているので試したことがある方は多いかと思いますが、歯が真っ白になることを想像していた方は残念に思ったのではないでしょうか。
実は、日本のホワイトニング歯磨き粉は着色汚れを落とすことはできますが、漂白成分を含んでいないため、本来の歯の色以上に白くすることはできません。
一方で、アメリカのホワイトニング歯磨き粉はホワイトニング効果が高いと言われています。
今回は、アメリカのホワイトニング歯磨き粉についてご説明すると共に、おすすめの商品を3つご紹介します。
アメリカのホワイトニング歯磨き粉には漂白成分が配合されている
アメリカは綺麗な歯はステータスの象徴と言われるほど歯への意識が高く、約8割がホワイトニングを経験したことがあると言われています。
なぜならアメリカでは白くない歯や歯並びが悪いことは、歯を治すお金がなく貧乏だと捉えられてしまうからです。
日頃の歯磨きで白く綺麗な歯を保てるため、アメリカではホワイトニング歯磨き粉が非常に人気です。
アメリカのホワイトニング歯磨き粉には、過酸化水素や過酸化尿素という漂白成分が含まれています。
これらの成分は、エナメル質だけでなく象牙質(歯の内部)の着色も分解して無色化することで歯を白くしていきます。
日本でこれらの成分をホワイトニングで扱えるのは、歯科医師または歯科衛生士のみです。
そのため日本ではホワイトニング歯磨き粉に使用することができません。
日本のホワイトニング歯磨き粉は、着色汚れを削って落とす成分(研磨剤)、または着色汚れを浮かせて落とす成分が配合されています。
あくまで歯の表面の着色汚れを落とすだけなので、元の歯以上に白くすることはできません。
また、アメリカは日本よりも成分の配合可能な分量の基準が緩く、例えば虫歯予防に効果的なフッ素は日本より高濃度なものが多いです。
フッ素はホワイトニングに効果的な成分ではありませんが、健康な歯を保つことで綺麗に見せることができます。
アメリカのホワイトニング歯磨き粉のメリットとデメリット
この章では、アメリカのホワイトニング歯磨き粉のメリットとデメリットをご紹介します。
メリット
①ホワイトニング効果が高い
過酸化水素や過酸化尿素などの漂白成分が含まれているため、高いホワイトニング効果が期待できます。
②価格が安い
ホワイトニング効果が高いため効果なイメージがあるかと思いますが、値段は日本のホワイトニング歯磨き粉とあまり変わりありません。
デメリット
①日本人には合わない
刺激が強い成分が配合されているため、日本人が使用すると知覚過敏や口内炎になってしまう可能性があります。
日本人はアメリカ人に比べてエナメル質が薄いため、知覚過敏になりやすいです。
冷たいものを食べて痛みを感じやすい人などは、使用を控えた方が良いでしょう。
②歯を溶かす成分が配合されている商品がある
クエン酸や酢酸系薬剤などの歯の表面を溶かす成分が配合されている商品があります。
これらは日本ではホワイトニング剤として認可されておらず、危険性が高い成分なので要注意です。
おすすめ商品
アメリカのホワイトニング歯磨き粉でおすすめ商品を3つご紹介します。
おすすめ商品①
クレスト3D ホワイトブリリアンス
参考元:https://crest.com/en-us
クレストは多数の歯磨き粉やホワイトニング商品を開発し販売している企業で、アメリカでは一般人から芸能人まで多数の支持を得ています。
こちらは研磨剤が配合されていないので、エナメル質を傷つけることなくはを磨けます。
また、漂白成分が配合されているので歯の汚れを落としながら本格的なホワイトニング実感することができます。
おすすめ商品②
コルゲート オプティックホワイト ハイインパクト
参考元:https://www.colgate.com/en-us/products/toothpaste/ow-high-impact
コルゲートはクレストと並ぶホワイトニングで有名なアメリカのブランドです。
パッケージには、「3日で白くなる」「4トーン明るくなる」と記載があり過酸化水素が含まれているので歯の内側から白くする効果があります。
また、研磨剤不使用のため歯が傷つく心配もありません。
おすすめ商品③
レンブラント ディープリーホワイト
参考元:https://item.rakuten.co.jp/tarrine/rembrandt-mint/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_113_0_10001868
レンブラントのホワイトニング歯磨き粉は、5万人以上の歯科医が推薦していることもありアメリカで高い人気を誇っています。
過酸化水素が含まれているためホワイトニング効果が高いです。
また、非常に細かいマイクロポリッシャーという研磨剤で、歯の表面を傷付けることなく着色汚れを落とします。
まとめ
アメリカのホワイトニング歯磨き粉は、日本では歯科医師、歯科衛生士のみ扱うことができる過酸化水素や過酸化尿素が配合されているためホワイトニング効果が高いです。
歯を漂白することはできますが、日本人が使用するにはデメリットもあります。
そもそも欧米人に合わせて作られた歯磨き粉のため、日本人が使用すると知覚過敏や口内炎などになってしまう可能性があります。
使用の際はあくまでも自己責任となりますので、よく考えてからのご使用をおすすめします。