コスパが良いのはホワイトニングテープよりホワイトニング歯磨き粉!

みなさんは自宅でホワイトニングケアをしていますか?

最近はさまざまなホワイトニング商品が販売されているため、どの商品を使おうか迷っている方も多いのではないでしょうか。

自分でケアができる商品は主に4つあります。ホワイトニング効果と費用をまとめたこちらの図をご覧ください。

上記の4つのホワイトニング方法の中で一番効果が高いのはホワイトニングテープです。

ホワイトニングテープとは、歯科医院で行うホワイトニングにも使用されている漂白成分が含まれたテープを歯に貼り、浸透させることで歯を白くしていきます。

しかし、日本ではまだ販売されていないため個人輸入をしなければ手に入れることが出来ません。そのため手間や時間が掛かり、強い成分を使っているのでリスクもあります。

そのため、ホワイトニングテープはあまりオススメ出来ません。

4つの中で一番手間やリスクが掛からないのは「ホワイトニング歯磨き粉」です。ドラッグストアや通販で手軽に手に入り、普段通り歯磨きをするだけなのでオススメです。

今回はホワイトニングテープをオススメしない5つの理由と、ホワイトニング歯磨き粉やそのほかの商品についてご紹介したいと思います。

ホワイトニングテープをオススメしない5つの理由

ホワイトニングテープとは歯に貼って使用するテープであり、歯を白くすることを目的とします。

ホワイトニングテープには、歯科医院で行うホワイトニングにも使用されている「過酸化水素」という漂白成分が含まれているため効果が期待できます。

しかし効果が高い反面、日本では過酸化水素を医療機関以外で扱うには厚生労働省の認可が必要となり、未だ国内での販売までに至っていないのです。

ホワイトニングテープを使用する場合は、海外からの個人輸入という形になってしまいます。

また、ホワイトニングテープは全て自分で行うため、さまざまなリスクが生じることがあります。

この章では、ホワイトニングテープをオススメしない5つの理由をご紹介します。

使用直後は着色しやすい

歯科医院で行うホワイトニングにも共通することですが、ホワイトニングテープの使用直後は着色しやすい傾向があります。

なぜかと言うと、ホワイトニング後は薬剤の性質によってぺクリル(エナメル質を守る薄い膜)が一時的に失われた状態になります。

その状態のまま、着色性の強いものを口にすると再着色してしまいます。

使用後の歯磨きは知覚過敏になることがある

ホワイトニングテープの使用後に歯を磨いてしまうと、知覚過敏になるリスクが高いです。

使用後のぺクリルが失われた状態で歯を磨いてしまうと、ブラシの力によってエナメル質が削れて薄くなり、冷たいものや熱いものがしみてしまいます。

痛みを伴うことがある

むし歯や知覚過敏に当てはまる方は、使用時に痛みを伴う可能性が高いです。

ほうぃとニングテープに含まれている過酸化水素は刺激性が強いため、不健康な歯には痛みが生じるのです。

また、知覚過敏でない人も、使用中に歯がしみて痛みが出る場合もあります。

色ムラが出来ることがある

ホワイトニングテープは全て自分で行うため、使用方法を間違えてしまうと色ムラが出来てしまいます。

ホワイトニングテープは、歯と薬剤が触れている部分のみ白くなります。

そのため、ホワイトニングテープがしっかり密着していないと色ムラが出来てしまうのです。特に歯間や凹凸部分は色ムラができやすいです。

適していない歯がある

神経の通っていない歯や差し歯、詰め物をしている歯には効果がありません。

また、妊娠中・授乳中の方は歯科医院のホワイトニングを受けることが出来ないという決まりがあります。

歯科医院のホワイトニングとホワイトニングテープは過酸化水素以外にも似たような薬剤が使われているため、使用する際は医師へご相談することをオススメします。

自宅ケアはホワイトニング歯磨き粉がオススメ

自宅でホワイトニングケアをするなら、ホワイトニング歯磨き粉がオススメです。

ホワイトニング歯磨き粉には、飲食によって歯に付着したステインを分解して落とす働きがあります。そのため、着色予防に効果的です。

また、歯磨きは生活習慣の一つなので特別に何かをするといった手間も掛かりません。

一方で、歯の消しゴムは歯を擦ることによって傷が出来ます。その傷にステインや雑菌が入り込み、歯の黄ばみやむし歯を作り上げてしまうのです。

また、ホワイトニングペンはホワイトニング歯磨き粉と同様でステインを除去する効果があります。

しかし値段や手間を考えると、ホワイトニング歯磨き粉の方がコスパが良いと言えるでしょう。

まとめ

自分でホワイトニングケアが出来る商品は、ホワイトニングテープ・ホワイトニング歯磨き粉・歯の消しゴム・ホワイトニングペンがあります。

ホワイトニングてーぴは効果がある反面、痛みや色ムラが出来るリスクが高いためオススメ出来ません。

自宅でホワイトニングケアをするなら、ホワイトニング歯磨き粉をオススメします。

ホワイトニングテープのように漂白は出来ませんが、黄ばみの原因であるステインを除去する働きがあります。

費用や手間も掛からないため、コスパも優れています。

ホワイトニング歯磨き粉を使って、毎日のケアを行いましょう。