値段は関係ない!安いアミノ酸シャンプーであなたの悩みを解決する方法

同じアミノ酸シャンプーなのになんでこんなにも値段が違うの?

安いアミノ酸シャンプーは効果があるの?

このような悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか?

実は、安いアミノ酸シャンプーを使用しても、自分の解決したい悩みに合っているアミノ酸が配合されている・また正しい方法で使用すれば、その効果を最大限に実感することが出来るのです。

つまり高いシャンプーが必ずしもあなたに合った良いシャンプーとは限らない、逆に言うと値段が安くてもいいということになります。

今回は、なぜ自分に合った成分が入っていれば安いシャンプーでもいいのか、その理由を詳しく解説すると共に、そもそもなぜアミノ酸シャンプーが高価なのか、また選ぶ上でのポイントや悩みに適したアミノ酸シャンプーについてご紹介します。

普通のシャンプーと何が違うの?アミノ酸シャンプーの値段が高い理由

CMや雑誌を始め、話題となっているアミノ酸シャンプー。

市販のシャンプーの平均的な価格は1,000円以下で売られているのに対し、アミノ酸シャンプーの平均的な価格は2,000~4,000円前後で販売されています。

このように、市販のシャンプーと比較してみると、アミノ酸シャンプーは倍以上の値段がします。

一度は買ってみたいけど、値段が高すぎてなかなか日常使いすることができない、そう思っている方も少なくはないかと思います。

スーパーやドラッグストアで販売されている普通のシャンプーは原料が手に入りやすく、量産が出来るため安価で製造することができます。

しかし、アミノ酸シャンプーの洗浄成分は天然の油脂に含まれている脂肪酸(ココイルやラウロイル)が原料となります。

自然界にあるものを原料としているため量産が出来ません。そのため、どうしても値段が高くなってしまいます。

また、アミノ酸は効果なので、アミノ酸成分がシャンプーに配合されればされるほど値段も高くなります。

 

★『アミノ酸シャンプー』と『アミノ酸配合シャンプー』の違いとは?

『アミノ酸シャンプー』はアミノ酸系活性剤を主成分(シャンプーのベース)としているものです。一方、『アミノ酸配合シャンプー』は石油由来で洗浄力が強い高級アルコールの界面活性剤をベースに、少量のアミノ酸系洗浄剤を加えたもので、価格は安く効果はアミノ酸シャンプーとは全く異なります。

その原料の中でも高価なものがあり、ここでも価格が変わってきます。

  • 〇〇グルタミン酸
  • 〇〇アラニン
  • 〇〇グリシン
  • 〇〇タウリン

※〇〇には脂肪酸(ココイル、ラウロイル)が配合されます。

上記の成分がベースとして(成分表で5番目以内に)配合されていたらアミノ酸シャンプーになります。

パッケージの裏にある成分表示は割合の多いものから順番に記載する決まりがあるので、ぜひチェックしてみてください。

悩みに合わせて選ぼう!アミノ酸シャンプーを選ぶポイント

この章では、あなたの悩みに合わせたアミノ酸系洗浄成分をお伝えするとともに、その成分が入ったオススメのアミノ酸シャンプーをご紹介していきます。

以下をご参考にして頂き、自分の悩みに合ったシャンプーが購入できるようになりましょう。

敏感肌や乾燥したフケに悩んでいる場合

肌や髪を傷つけないようにできるだけ刺激性と洗浄力が強くない成分、また保湿効果がある成分を選びましょう。

【オススメのアミノ酸系洗浄成分】

ラウロイルメチルアラニン…肌と同じ弱酸性と適度な洗浄力で泡立ちも良くバランスの良い洗浄剤です。洗い上がりはスッキリ感があり、低刺激でマイルドな成分

ココイルグルタミン酸…洗浄力と泡立ちは低いが、低刺激でアミノ酸系の中でも使用感が一番しっとりとして保湿効果がある成分

頭皮のべたつきや脂性フケに悩んでいる場合

頭皮についている汚れをしっかりと落とせるような洗浄力が高いシャンプーを選びましょう。

高級アルコール系成分(安価で販売されているシャンプー)のような洗浄力が強すぎるものは返って頭皮の健康状態を保つために必要な皮脂まで洗い落としてしまい乾燥の原因に繋がる可能性が高くなります。

髪や肌を傷つけない低刺激で、余分な皮脂だけを洗い落し必要な皮脂は残しておけるような効果を持つ成分が入っているアミノ酸シャンプーを選びましょう。

【オススメのアミノ酸系洗浄成分】

ココイルメチルタウリン…ラウロイルメチルタウリンの効果とほぼ一緒と言われています。適度な洗浄力で余分な汚れや皮脂だけを洗い落し、必要な皮脂は残して洗うことができるためバランスの良い洗浄剤です。きめ細かい泡立ちで低刺激で安全性が高い成分

抜け毛や薄毛に悩んでいる場合

抜け毛や薄毛の原因の一つは皮脂や汚れの洗浄不足による毛穴の詰まりとされています。

毛穴に詰まっている皮脂や汚れを丁寧に落とすことができ、肌を傷めないような弱酸性で低刺激なシャンプーを選ぶようにしましょう。

【オススメのアミノ酸系洗浄成分】

ココイルアラニン…非常に低刺激で洗浄力がマイルドですが、泡立ちが良く洗い上がりはなめらか

 

※ベースの洗浄剤も大切ですが、そのあとに続く洗浄剤やコンディショニング成分も全体的な効果に関わってきますのでそこにも注目をするようにしてください。極端に安い時は普通のシャンプーに使用されている刺激性が強い成分がアミノ酸系洗浄剤の補助役として配合されていることがあります。

★シャンプーの配合割合と成分表の見方

シャンプーの配合割合は水が半分以上を占めています。

30~40%は界面活性剤(=洗浄剤)で毛髪の保護材やコンディショニング剤や香料などは1%未満ずつ配合されています。

水の次に記載されている成分が重要なポイントです。

シャンプーボトルの後ろに書いている成分表は割合の多いものから順番に記載する決まりがありますので是非チェックしてみてください。

まとめ

アミノ酸シャンプーの値段が高い理由と洗浄剤の特徴と効果について理解は深まりましたでしょうか?

高価なものを使用しても自分の肌に合わなければ意味が無いのです。

安くても自分の髪や頭皮の悩みにあった成分を正しい方法で長期間使用したら効果は出てくると思います。

これからは悩みに合った成分が配合されたシャンプーを見つけ使用してみてください。

頭皮トラブルとは無縁の健康な頭皮にしていきましょう。